DiSC研修を実施しました。
以前ご紹介しましたDiSC研修を久しぶりに実施しました。
今回は前回以降の入社者さんと組織ごと異動してきたメンバーでの実施となりました。
通常は社内のいろいろな職場や職種をミックスして実施しているのでいろいろなタイプの方がいるのですが今回は組織ごと仲間入りした部門が技術系だったためエンジニアの方が7割を占めていたということもあり、タイプが同じ方が多くそういった意味でもこれまでと違った研修となりました。
そして筆者はこの研修を企画から担当し、これまでずっと事務局側として運営をしてきたのですが、今回は初めて受講者側で参加しましたのでその感想を書きたいと思います。
参加して改めて感じたのは
・自己理解の大切さ
・他者理解の大切さ
・違いはネガティブではなくポジティブであること
・タイプの根本は変わりませんが、自己理解をすれば弱点となりうるところ
を変えることができる
ということです。
たとえば、私は「I」タイプなのでDiSC理論におけるI(influence)タイプは「感化型」と呼ばれ、次のような特徴があります。
・朗らかで社交的、積極的に人と触れ合う
・発想や感情表現が豊かで、物事をポジティブに捉える
・楽観的で熱意にあふれており、人を励ましたり、楽しませることを好む
・困難な状況の中でも前向きに考えられるので、職場でのコミュニケーショ
ンに長けている
・外交的な性格のため、社交スキルに優れている
ただし、詳細な計画や地道な作業が苦手な傾向があるため、他のタイプの人とうまく協力することが大切です。
ここにある通り、「詳細な計画や地道な作業が苦手な傾向」があるのは確かなのですが、社会人としてやっていくためには必要なことで避けて通ることができない点でもあります。
そこをこれまでの社会人生活の中でできるように訓練するとともに、苦手であるという認識はあるため得意な人をチームに誘ったり、バディを組んだり、アドバイスをもらえるように巻き込んだりということを自然にやっているということに自分を振り返り気づくことができました。
それと同時に、多様性が叫ばれる中で人事としても社員の得意を認識し、業務や目的によって得意が違うチームを形成した方が物事を多角的にみられ、補い合える強いチームになれるのではないかと考えさせられました。
コミュニケーションは仕事だけでなく、生きていく上でも大切なものです。一方で改めて学ぶということが少ない分野でもあるのかな?とも思います。
こうして改めて学ぶことで違いをネガティブにとらえるのではなく、違いをポジティブにとらえて認め合うことができ、相手の立場にたって自分の発する言葉、書く言葉に少し配慮するだけでもその空間、その職場、その会社がよりよい雰囲気となり、心理的安全性が担保され、個の能力が発揮できる場になっていくのだと思いました。
学生までは数年に一度、卒業や入学があり自分をリセットして立ち止まって考える成長のタイミングがあるのですが、社会人になるとそういうタイミングがなくなってしまいます。
そういった意味でもこうした研修をきっかけに、現在の自分、これまでの自分を振り返ってみるというのも成長する第一歩になるのでは?と思いました。
多忙な日々の中でつい学びを後回しにしがちですが、隙間時間でもいいので「学び」の場は積極的に作っていくことが大切だと思った1日でした。
ご興味を持った方は是非学んでみてはいかがでしょうか?
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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