「スタディサポート」(通称:スタサポ)とは?SWCで人気の自己啓発支援制度をご紹介します!
みなさん、こんにちは。USUKEです。
今回は「スタディサポート」というソニーワイヤレスコミュニケーションズ(以下SWC)で特に人気の制度についてご紹介したいと思います。
また、実際に「スタディサポート」を利用し、ご自身の自己研鑽に活用されている社員2名にインタビューを行いました!
インタビュワー:USUKE
インタビュイー:森田さん(事業開発部2課 アライアンス推進課)
篠田さん(システム部 OSS課)
USUKE:まず、はじめにSWCの「スタディサポート」をご紹介しますね。
「スタディサポート」とは、社員のみなさんが自己啓発のため、年間10万円(税抜き)の予算を事前申請の上で、自由に自身の学びに利用できる制度です。社員一人ひとりでスキル課題や学びのニーズは違うため、一律に研修を提供するのではなく、「スタディサポート」という制度で、柔軟かつスピーディに学びの支援ができる仕組みとして提供しています。SWCは特に事業の立上げ期ですので、上司との1on1等を通じて、自分に足りないスキルの習得や新たな視点を取り入れるといった事はスピーディにインプットしていく必要もあり、そういう点でも「スタディサポート」は有効な制度だと思っています。
それ以外にも、エンジニア系のスキル習得やビジネススキルを向上等の機会としてイーラーニングのプラットフォームであるUdemyBusinessを導入していたり、ソニーGP内で展開している技術研修やコミュニケーション研修、階層別研修などもあり、社員の学びや成長を様々な面で支援しています。
今回は「スタディサポート」についてフォーカスして、実際に活用されている社員の中から今回は2名をピックアップしてインタビューさせて頂いております。
篠田さん:(10万円の予算)上限額ギリギリまで使っているから選ばれたんでしょうか?笑
USUKE:それもあるかもしれないですね笑
先ほどは制度の説明をさせていただきましたが、実際、入社してみてどう感じましたか?
篠田さん:そうですね。やはりSWCとしては立ち上げたばかりの時期に、皆さんに管理職研修受けてくださいですとか、リーダー研修を受けてくださいという感じで受講すると言うのは、なかなか忙しくてそのような時間が取れないというところが正直なところではあるので、各自で自身のスキルに応じて必要なものを身につけていける方が、(立ち上げの)時期的にはとてもスムーズにスキルアップしていけるのかなと思い、すごく助かっています。
USUKE:前職ではどのような研修制度があったのでしょうか?
森田さん:これまでの職場は(スタディサポートのような制度は)全くなかったですね。
30人ぐらい集まってマーケティング研修だ、階層別研修だ。というような決められた研修がありました。
その時はみんなで集まる分、熱感はありますが、みんなで受けることの弊害として、何回も同じことを学ぶこともあったりするんですよね。前回からあんまりアップデートされてないな。みたいな笑
篠田さん:私の会社も同じで、決められた階層別や研修があるだけでしたね。
ある程度メニュー化されていて、決まった日に業務を調整して受けに行く、みたいな。
前者のパターンだと、自分が業務を調整しなければならないので、子供が生まれてからは、家と仕事のことだけで精一杯で、業務を調整していく暇がなく、難しかったです。
「スタディサポート」の場合は、オンラインスクールなども使えるので、自分の好きなタイミングで受けられるというのがすごく大きかったです。
去年はプログラミングスクールで、今年は資格試験を中心に使っています。SWCは個人が受けたいと言った資格試験を上長がオッケーしてくれれば受けさせてくれるじゃないですか。
それも大切だなと思っています。過去の会社では資格に合格すると祝い金が出るような制度があったのですが、その場合、合格が目的になるというかちょっと手段と目的を見失っちゃう時があるんです。
合否関係なく、自分が本当やりたいタイミングでやりたいことを出来る、 その過程を重視してくれる感じが、スタディサポートはすごいいいなと思ってます。
森田さん:ですよね。で、そんな環境から転職して1番思ったのは、「スタディサポート」だけではなく、学べる環境が充実してるなと。
細かいところで言うと、フロアごとに本があったりとか、食堂とかにも本があったり笑
その他Udemyであったり、DiSC研修のような会社や社員の課題に特化した独自研修など学べる環境があって、篠田さんが先ほど言われた通り、自分のペースで、自分が学びたいことを学べるっていうのが1番いいポイントかなと。
スタディサポートは学べる環境がある中で、研修体系の全部を埋めてくれてる中の1つの大事なピースかなという感じがしますね。
USUKE:では、実際に「スタディサポート」を使ってみていかがでしたか?
何を学んで、なぜそれを選んだのか、それをどう生かすのか具体的に教えてください。
森田さん:私は大きく3つあります。1つはオンライン英会話スクールです。2つ目は生成AI。最後に情報収集というところで、本を買ってみたり、ニュースサイトに登録させてもらったりとか。
USUKE:実際にどうですか、それを使ってみて。
森田さん:オンラインスクールの英会話だけ、まだ結果が伴ってないですが・・・笑
生成AIは実際に業務でも活かせると思いますね。
実際使ってみないと良さがわからない部分もありましたが、実際にエンタメの企画出しのブレストをやってみたり、情報の整理にも役立っています。
またニュースサイトへの登録についても特定の領域だけではなくて、幅広く情報収集していこうと思うと、定期的に情報を出してくれるサイトに登録しておくというのは良かったと思います。
篠田さん:私は去年多分、ほぼ全部(予算を)使っているのではないでしょうか笑
去年は私、オンラインプログラミングスクールを受講しました。今年は、主に(AWSやFPなど)資格試験のために利用させてもらっています。あとは昨年に引き続きオンラインスクールと、生成AI。
生成AIのみ、下期から部署の経費で使えるようになりましたが。
USUKE:オンラインスクールとはどんなものを学んでいるのでしょうか?
篠田さん:オンラインスクールは、Pythonのプログラミングスクールを受けていました。
私は情報システムに関わるシステムエンジニア経験が長いのですが上流工程(要件定義~設計)の業務が多く、 自分でコーディングする機会が多くありませんでした。過去にスキルアップのためにプログラミングの書籍を買ってチャレンジしたこともあるのですが、ペースがつかめず挫折してしまいました。そんな中、自分のペースで受講でき、アウトプットやサポート体制も明確であったPythonのオンラインスクールを見つけ、スタサポが利用できるとのことで、利用させてもらいました。
実際、Pythonを学習し自身のシステム開発業務で試験を自動化させるツールやデータ分析等で活用できました。また部署の中で、「我々の持っている技術と組み合わせることでこんな新しいことができそうです」と部内でのディスカッションにつながるようになりました。
前述の生成AIは私も使っていて、Pythonと組み合わせることでプログラミングを効率化できるという内容も部内で共有することで、スキルアップをはかることができました。
あとは、直接スタサポではないですけど、Udemyで受講したい資格試験の講座を受けて、受験費はスタサポで、みたいな使い方をしています。外資系ベンダの資格試験など、受講費が高めのものが多いので、自分で出すにはちょっと躊躇するものにも手を出しやすいです。
USUKE:活用いただいて嬉しいです。
篠田さん:外資系ベンダー(AWS)の資格って受講するとなると費用が結構高いんです。
そういうのものをサポートしてもらい、アウトプットとして、資格を取ったりとか出来るのはすごくありがたいです。
AWSの知識は、今の業務に活かせるという意味でもすごく良かったと思います。
あとは、ちょっと変わり種なんですけど、FP(ファイナンシャルプランナー)ですね。
社会人として、お金の知識であったり、ライフプランの知識も必要かと思い。これまではエンジニア系の技術的なものしか受けられなかったんですけど、ここだと自分で受けたいものを受講できる。あまり業務に直接関係ないかもしれないけど、自分の人生の質をあげられるといいな、と思ってます。
USUKE:生成AIは以前はスタサポで使っていたけれど、それが自部署の業務サポートとして生きていくので、下期からは自部署で使う流れになったのでしょうか?
篠田さん:世界的にも生成AIをうまく活用しようというような風潮がある中で、業務として使っていこうという方針ができました。しかし、元々は使いたかったんですが、業務の下地ができてなかったんですね。
それまではスタサポで、趣味じゃないですけど、ある種実験的な立ち位置で使わせてもらい、ある程度業務立て付けが綺麗にできたので、部として使っていこうという感じに今はなっています。
そういう意味でも、スタサポがなかったら最初から触れられなかった。逆に言うと、そこで触ってこういうことができるよみたいな実例が積み上がって、情報セキュリティ部署との調整とかもかけていただいて、業務として利用しています。
そういうきっかけにスタサポがなっていたと思います。
森田さん:いいですね、その流れ。事業開発2部でもぜひ進めていきたいです。
USUKE:業務だけでなく、いろいろと考えていらっしゃるんですね、FP取得(ファイナンシャルプランナー)など。
篠田さん:そうですね。前以上にやっぱり(立ち上げ時期なので)時間が限られるから、先ほど言ったとおり、周りから強制されて、(資格)取ってねと言われるよりかは、自分で必要なものをこう選んで取るというような今の環境がすごく合ってると感じてます。おかげさまでいろいろ考えることも出来ていますね。FPは社会人として持っていて損のない知識なので、スタサポで受けることができてよかったです。
森田さん:篠田さんの話を聞いて、私もFP受講しようと思いました。
日常生活の中でも何かいろいろと視野を広げることで、最終的に仕事に繋がることもありそうですしね。
USUKE:森田さんが企画をされるときはいつもどのようにされているのですか?企画って、インスピレーションとかでパッと浮かんできたりとか、日常的に浮かんできたりするのですか?唐突に「あ、いいなこれ」みたいな。
森田さん:ありますね。何を意識してものを見るかと、単純にインプットの量で何かが繋がった時に「あ、もしかしてこれ行けるのかも。」っていうのはタイミングとしてあると思います。そういうのをどれだけ多く出せるか。やっぱり何を経験してきて、何をインプットしてきて、今何に意識を置いているのかでその時のインプットも変わってくるんじゃないかなと思ってます。
その1つのインプットとしては、スタサポは引き出しをどんどん増やしていけそうだなと、感じています。
USUKE:ありがとうございます。
スタディサポートを今後もっと社内に浸透させていけたらいいなと感じました。
是非、周りの方々にもお勧めしていただけたら笑
篠田さん:今自分が受講しているPythonなんかも、まさにビジネス寄りの部署に方にもお勧めで。アクセス分析であったりとか、ビジネス側の人がマーケの分析とかで使えると思いますよ。
森田さん:いいですね、これ。ちょっと参考にしたいです。
(その後2人のPythonに関する話が長時間にわたり熱心に行われる・・・・・・)
USUKE:今日はありがとうございました。お話しさせて頂いてスタディサポートをとても有効に活用されていることが分かりました。
また、社内でもっと使ってもらうよう、皆さんの利用事例を共有してみたり、管理職の方へ業務に関する事だけでなく、それに付随しない自己啓発でもご利用頂けると、もっと知っていただけたらいいな、と感じました。
今後も引き続きスタディサポートを利用いただき、ご自身の学びのサポートとして活用されることを楽しみにしております。
篠田さん、森田さん:ありがとうございました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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